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＜建築士になることと設計ができるようになること＞

建築士試験に合格して登録すれば建築士になれます。建築士になれば法律で設計する能力を認められるのですが，建築士資格を取っただけで設計ができるわけではありません。

建築士資格，特に一級建築士は相当に難関ですからたくさんの知識や技術力を身に着けなければ合格できません。製図の実技もありますからこの試験にパスすれば実際に設計ができるような気もしなくはありませんが，資格を取っただけではペーパードライバーのようなものです。

「建築士は足の裏についたご飯粒のようなもの。」と言われます。その意味は，

「取らなければ気持ち悪いが，取っても食えん。」つまり，建築士を取っただけでは職業にはならない，ということです。

世の中に建築士は３０万人ぐらいいると思いますが，プロとして設計ができる人は少ないですし，自分で設計の仕事が取ってこられて設計ができるとなるともっと少ないです。さらに，自分の名前が世間にとおっていて名前で仕事が取れるという人は，ほんの一握りの人にすぎません。

「建築士である」ことから「設計ができるプロ」になることへは，膨大な知識と経験を必要とします。設計のプロである建築士は尊敬の対象です。

プロとして設計をするためにはいったいどれだけの知識が必要なのか。そう思ってまとめているのがこのＨＰです。

[このページの公開年月日]２０１３年６月３０日。

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＜このホームページの発行者：北_本_拓_也 メールアドレス：kitamoto@nifty.com＞

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